実際に使った最強の底面フィルターはこれだ!【おすすめ7選完全比較】

はじめに

20年上前、初めて底面フィルターを購入しました

底面フィルターを見て、こんな構造のもので大丈夫なのかと不安になりました

最初はみんなそう思うのでは?
 

その後のアクア人生で、なんだかんだで底面フィルターを使い続けてきました
主要なメーカーのものは全て使ってみたと思います
 

単純な構造なので、興味の薄い人には、全ての製品が同じように見えるかもしれません

でも、製品によっての個性や差異というのもあります

その中でオススメの底面フィルターを感想や欠点を交えながら紹介したいと思います

 

実際に商品を紹介する前に、少しだけ底面フィルターについて語りたいと思います。
不要な方は目次から飛ばしちゃってください
 

底面フィルターについて

性能

水換えで程度であっさり死ぬレッドビーシュリンプも、メンテナンスが定期的にメンテナンスが必要な水草水槽も全て底面水槽でいけます

それほどの性能です

床のソイルや砂を全てろ材ににしてしまうというのですから、ろ過能力は高いです
もし使いこなせればフィルターの中でもトップクラスのろ過能力かもしれません
 

驚きのコスパ

20年前に1000円で買った底面フィルターがまだ使えるレベルの圧倒的なコストパフォーマンスです

しかもまだまだ使えそうです
おそらく、一度買ったらその人の寿命まで使えてしまいます

金銭的に厳しい学生さんや水槽をたくさん管理したい方にオススメです

俺も貧乏な大学生の頃はかなり助けられました
 

ソイル

元々大磯砂を使うことを前提にしたフィルターなので
大磯砂との相性はめちゃくちゃいいです
表面がツルツルしていて、それなりの大きさで、水流が発生しやすそうな砂など最高です

ソイルの普及でさらに底面のろ過能力は向上しました

向いているソイルとNGソイルについては下でさらに説明する予定です

 

デメリット・欠点

悪いところも書いておきます

向いてない魚種なども多い

ブラインシュリンプが必要な稚魚
残餌やフンが多い肉食魚
などなどは向いていません

フンや生き餌の肉片が低床内に入り込みます
ブラインシュリンプなどの給餌の場合はフィルターを一時的に止めると大丈夫です
 

メンテナンスが面倒

メンテナンスは基本的に難しいです
スポンジやウールなどのように交換、清掃ができないです

クリーナーをかければ理論上半永久的に持つと思いますが、少しコツが入ります

個人的に低床の掃除はしないですね
ピンセットで低床を突っつき、硬くなった低床をほぐしたり程度です

 

オススメの底面フィルター7選

ニッソー

20年前からデザインが変わっていないニッソーの底面フィルター
煙突部分もプレートもちょっと古臭いかも
性能に関しては普通に良いし、一番実績のあるフィルターなので、安定をとるならこの製品です

水中モーターを使用したニッソーの製品もありますが、音が気になるかもしれません

名称
バイオフィルター
メーカー
ニッソー
性能
8.0
デザイン
6.0
価格
9.0

 

 

GEX

プレートに関しては最高傑作です
細かく調節できてコスパも最高

残念なことに煙突がチープで見栄えに不満が残ります
アクアリウムは基本的に鑑賞目的なので、見える部分は大事です

名称
ボトムボックス
メーカー
GEX
性能
8.0
デザイン
5.0
価格
9.0

 

 

コトブキ工芸

画期的なボックスタイプになっていて、デザインも秀逸

正直異音が気になります
底面のプレート部の低床、ボコッと爆発したり、煙突部からシャーっと異音がしたり、エアレーションで使うのはオススメしないです
でも、水中フィルターを接続する使い方はかなり相性がいいです

名称
ボトムボックス
メーカー
コトブキ工芸
性能
8.0
デザイン
8.0

8

価格
8.0

 

 

アクアシステム

パイプの中を通すデザイン
この構造は理想形の一つです
こちらの商品も水中フィルターのほうが性能を発揮できます
少し高額ですが、買う価値はあると思います

50Hz(東日本用)と60Hz(西日本用)に分かれていますので、購入の際は注意です

名称
プロジェクトフィルター
メーカー
アクアシステム
性能
10.0
デザイン
10.0
価格
5.0

 

 

水作

水作エイトで有名な水作からも底面フィルターが出ています
水作は安価で質のいい製品も多いです

こちらの製品は特筆するところもない普通の底面フィルター
だからといって、悪くもないです
デザインは好きかも

名称
ボトムフィルター
メーカー
水作
性能
7.0
デザイン
7.0
価格
10.0

 

 

チョイス

着眼点の良い画期的な製品です

音が気になるので、ずっと使い続けるのはオススメはできないです
一時的にソイルの栄養や吸着力を利用する用途がオススメです

個人的には生体や水草が調子を落とした時に重宝します
持っていて損はない製品です

名称
エフキューブ
メーカー
チョイス
性能
4.0
デザイン
3.0
価格
5.0

 

 

LSS研究所

最近発売された新しい底面フィルターこんな形を探していました
水の通りが良いので、長期の維持が可能

生き物を飼育するうえでは理想的な製品です
特にシュリンプの飼育にオススメです

底面フィルターの中では高額な商品だと思います
底面にこの金額を出せるだろうか

名称
LsEasyFilter
メーカー
LSS研究所
性能
10.0
デザイン
10.0
価格
1.0

 

 

エーハイム

外部フィルターとの接続を目的とした底面フィルター
段々になっていてしっかりした作りです
実際、手に取ると感動するレベルです

給水パイプが隠れるので、見栄えも非常に良いです

圧倒的なろ過能力や合体ロボが好きな男のロマンを求める人向き

名称
底面直結フィルター
メーカー
エーハイム
性能
10.0
デザイン
10.0
価格
3.0

 

 

相性の良いソイル

向いているソイル

水草一番サンド


 

プラチナソイル


 

マスターソイルネクスト


 

プロジェクトソイル

 

相性がイマイチなソイル

ADAアマゾニア

アマゾニアなどの栄養系で崩れやすいソイルは避けましょう

 

 

一番のオススメ

エアレーション式

さまざまな底面フィルターを使用してきましたが、結局はニッソーの底面フィルターに戻ってきてしまいます

 
こんなのを敷いてもよいかもしれません

さらに強力にしたい人はこちらも仕込みましょう
底面フィルターとソイルの間に挟み込みます

 

水中モーター式

アクアシステムのプロジェクトフィルターかなと思います
理想的なパイプを使用した形状
トータル的なデザインもかっこいいです
水中モーターを使用した底面フィルターにありがちな異音がなく、快適です


 

最強のオススメ

ニッソーのバイオフィルターはとても優秀なフィルターなのですが、少し前時代的な香りがします
アクアシステムのプロジェクトフィルターは底に敷くプレート部分は優秀なのですが、パイプがイマイチでエルボ部分から異音がして気になってしまいます

そこで、アクアシステムのプロジェクトフィルターにニッソーのバイオフィルター
この二つを合体させて使っています

この2つで作れます
そこまで高額でもないですし、非常にオススメです
60㎝フィルターに2つほど置きたいですね

一番実績のあるパイプと最強のプレートを合体というところにロマンを感じてしまいます
自己満足の世界なんですけどね

 

 

まとめ

アクアに関してはパッケージに書いてあることは疑ってかかったほうがいいです
例えば『静音』などと書かれていたのに、実際使ってみたら、「うるせえな」なんて経験もしたことがあると思います
バクテリアに関しては科学的な論理を無視した『トンデモ理論』が書かれていることも多いです

底面フィルターはソイル、水などの環境や生き物にも左右されるため、比較実験でろ過能力などを計ることは難しいと思います
なので、『経験にもとづいた結果』というのが非常に重要になってきます

ということで、いろいろ試してみてくださいね

 

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