1匹10万円や数万円の個体が脱卵したら、絶望感で涙が止まらないです
脱卵の原因、環境の変化や水質(硬度、pH)、個体差による要因、解決方法
今回はそういったことについてまとめてみました
環境による要因
抱卵個体を購入したことがある人も多いと思いますが、意外と無事に届いた経験は多いと思います
自分も9割以上無事でした
輸送だったりのストレスや、環境の変化で脱卵することすることは少ないように感じます
とはいえ、抱卵したばかりだと、卵が減りやすいので、水換えや水槽移動は慎重に行いましょう
安定してしまえばあとは大丈夫です
この『卵が減る』という現象は、個体による要因が多いような気がします
水質があってないのではないかと、硬度などの水質を変えてみましたが、脱卵する個体、いわゆる、『脱卵癖』のある個体は何をやってもダメでした
他の個体が脱卵していないのなら、それは環境が原因じゃないのかもしれません
逆にすべての個体が脱卵している状況だと、フィルターや水温など環境を見直さないとダメです
オスの欠陥
環境的な要因かと思っていましたが、経験上オスに問題があることが多いです
個人的にオス1匹に対して、メスを何匹か掛け合わせるといった、大奥のようなことを繰り返してきた結果、オスに原因があることに気づいてしまうことが多かったです
品種改良を重ねた結果、色は綺麗になりましたが、繁殖能力が劣った個体がどうしても生まれてしまうのだと考えるべきです
種オスを別の個体に変えると、脱卵が止まることがあります
また、「なかなか抱卵しない」といった現象も別のオスを何匹か放り込むと解決する場合があります
メスの欠陥
当然、繁殖能力が劣ったメスも存在します
表現が行き過ぎた個体、モスラや表現型のレッドビーシュリンプなどに多いです
体型が乱れていたり、色彩が妙に不自然なメスは避けるようにしましょう
実は孵化している
孵化後2週間は姿が見えないことも多いので、卵が消えてしまったように感じることも多いです
そのうえ、水草などでごちゃごちゃしとるとほぼ見えません
頑張って探せば、小さな稚エビが見えることもありますが、毎日稚エビを探していると発狂しそうになりますので注意です
自分も初心者の頃は
「突然卵が消えた」
「あと少しでハッチアウト予定日だったのに」
などとブログに書いていました
コメントで「それって脱卵じゃなくて、孵化してるんじゃないですか?」
なんて言われて、ハッとしたりなんかして・・・
解決方法
自分なら、まず第一にオスを疑います
とりあえず、オスを変えてみて様子を見ます
オスとメスの相性などもありそうですし
次にメスの『脱卵癖』を疑います
これはどうしようもないので、メスを増やしてみます
また、メスのグレードを落として、生命力の高い個体を投入
品種、血統の維持を優先させましょう
その後、水質や水温、エサ、過剰な栄養などの環境を見直すといいと思います
コメント