【ミクロソリウム】種類と育て方、増やし方

ヨーロッパ、東南アジア、日本、世界で一定の人気を保ち続けているミクロソリウム
その人気の秘密は、綺麗なうえに迫力のある葉の形、だけでなく、その生態にあるのかもしれません
活着させることができるため、使い勝手が非常にいい水草です
アピストグラマやシュリンプ、水草レイアウトなどの水槽にオススメです

レイアウト水槽ではバックに成長したこのミクロソリウムかボルビティスの配置は欠かせません
レイアウト水槽や写真では当たり前のようにやっていますが、綺麗に活着させ、そのうえ、美しく葉を伸張させるのは非常に難しいです
有茎草との兼ね合いもあり、自分も何度かやろうとして、挫折してます


ⒸAQUA DESIGN AMANO

ただコレクターとしては謎の情熱を持っていて、TB便やLA便、AZ便のミクロ、トロピカ社やアクアフルール社、オリエンタル社のミクロ
東南アジアのファームもの、2000年くらいに流行ったワイルド系のミクロなど
常に入荷をチェックし、気に入ったものを実際に育成しています

そんな経験からあれこれ書いていくので、育成等の参考にしてください

 

育て方

流木や石などに活着させ育成します
こんな感じ

水質:弱酸性の水質
水温:18℃~28℃

 

環境

水質はアルカリ性に傾くと成長が難しい種類もあります
弱酸性の新しい水だと調子が良いですね

水温は28℃を越えるとシダ病のリスクが高くなります
低水温でも枯れませんが、成長が遅くなります
最低でも22℃は欲しいです
 

二酸化炭素

CO2はなくても大丈夫です
添加は効果的で、かなり成長が早まります
感覚的には、ブセアヌビアスよりも格段に有効な気がします
 

成長スピード

非常に遅いです
見栄えが良くなるまでに、最低3か月かかります
丸刈りにしようものなら、1年くらいかかります
レイアウトなどを考える場合は、最初から大量に購入すべきです
 

光量

強い光はNGです
葉が黒くなったり、シワのようのなものができたり
逆に弱い光のほうが綺麗に成長します
成長を早めたい場合は低光量で長時間の照射がベストでしょう

 

増やし方

伸びた茎から株分けする方法と画像のように葉から新芽を出すので、それを育成する方法があります

ミクロソリウム スモールリーフ

活着方法

葉より根で栄養を吸収するとの説があるため活着の際、アヌビアスのように根を切らないようにしています
すべての葉を切り落とすと水草の勢いがなくなり、立て直すの数ヶ月かかる場合があるので、葉は何枚か残すことが多いです。

調子の落ちた株は根が弱りなかなか活着しません。

 

注意点

立ち上げたばかりの水槽に入れると葉が茶色くなり枯れます
エビと同じように気を使い、最低でも2週間以上まわした水槽に入れています
 




コケの処理について

黒ヒゲゴケ

水中育成の場合厄介なのがコケです
そのコケの中でも一番の天敵は黒ヒゲゴケかと思います

黒ヒゲゴケで一番良い対処法はサイアミーズフライングフォックスやシルバーフライングフォックスです

サイアミーズフライングフォックス
サイアミーズフライングフォックス

 
黒ヒゲ取りに関してはシルバーフライングフォックスのほうが強力です
もし在庫があるならこちらがオススメです

シルバー・フライングフォックス
シルバー・フライングフォックス

フライングフォックス系は両方とも、黒ヒゲを食べ始めるのに2、3か月かかります
他の微生物やコケを食べて、もう食べるものがなくなった後、やっと手をつけてくれます
一度餌と認識すれば一生食べてくれますが、最初はちょっと我慢の時期が必要です

 

糸状のコケ

アオミドロなどの糸状のコケはヤマトヌマエビで対応します
エビの食害の可能性がありますので、入れすぎは危険です

チャームですと、20匹か50匹のまとめ売りがオススメです
夏場のエビの通販は注意が必要です
病原菌や雑菌の混入の恐れがあります、水草は大丈夫ですが生体に影響がある可能性があります
自分は夏はチャームで買わず、実店舗で購入します

ヤマトヌマエビ
ヤマトヌマエビ

 

スポット状のコケ

斑点、スポット状のコケは水槽移動などの環境を変えるとなくなります

 

酢での処理

これらすべてのコケに有効な方法があります
それは食酢での処理です
黒ヒゲゴケやアオミドロを撃退するためにミツカンの食酢の原液に2分くらいつけてみましたが、古い葉が痛むくらいで特に枯れることはなかったです
使用する場合は3倍に薄めてください
時間は30秒で十分です

酢の濃度のわからない木酢液などは避けたほうが無難です

 

 

食害

ヤマトヌマエビの食害は基本的に大丈夫ですが、数が多すぎると葉の表面を削って食べてしまいます
エビ系は一度食べものだと認識すると容赦ないので、エビの入れすぎに注意しましょう

 

 

シダ病

水槽のミクロソリウムが全部枯れるというトラウマレベルの惨劇です
感染してしまったら、葉や根をすべて切り、茎の状態にし、水流のある場所へ置いておきます
茎が感染したら末期です

感染力が強いため、水槽移動はしないほうがいいです、新しい水槽のミクロソリウムにも感染してしまいます
ボルビティスに感染したこともあります

個人的にはシダ病にも何種類かあるようにも思います
すべてのミクロが全滅するほど強烈なシダ病
簡単な対処で、いつの間にか消えているシダ病

別のウイルスなのか、それとも、コロナのように変異するタイプなのでしょうか?
 

シダ病の予防法

新しいミクロソリウムを導入する際は要注意です
水温、それと止水域に気をつけています
ろ過不足でも起こりますね

おそらく常在菌が水質の悪化なので、増殖し、それと同時にミクロソリウムが

葉が複雑なミクロのほうが感染しやすい傾向にあるようです
ウェンディロブ>トライデント>プテロプス

もう手に入らないようなレアな種類はシダ病になったときのために、2水槽分けて維持したほうがいいかもしれません

 

 

ブツブツ病

ミクロソリウムにブツブツができる病気です
吐き気がするほど気持ち悪いです
思い出しただけで嫌な気持ちになります


引用:http://aqua.suiyaro.net/article/446255159.html

シダ病は環境を整えれば消える可能性がありますが、環境を整えてもいなくなりません
ブツブツのついた部分をすべて取り除いても、数か月後に復活してきます

水槽に1粒でも残っていたら、アウトです
オキシドールや酢などの薬物でも除去できず、ミクロソリウムを捨てない限り、リセットしてもほぼ意味ないでしょう
水上化も試しましたが、湿度が適度にあると、ブツブツが生き残ります

少しづつブツブツ病の部分を取り除いて、長いスパンで戦うか
最低限の部分(葉や新芽など)だけを残し、他はすべて捨て、新しく育成するかだと思います

この部分を育成
ミクロソリウム スモールリーフ

育成している種類

ミクロソリウム サリポイ LA便
ミクロソリウム AT33
ミクロソリウム クレイジーリーフ タイプ1
ミクロソリウム クレイジーリーフ タイプ2
ミクロソリウム スモールリーフ
ミクロソリウム トライデント トロピカ社
ミクロソリウム トライデント アクアフルール社
ミクロソリウム トライデント オリエンタル社
ミクロソリウム サリポイ LA便
ミクロソリウム フィリピン デナリー社
Microsorium pteropus “Posuk” Ambalau TB便
ミクロソリウムsp. “Malinau” TB便
ミクロソリウムsp.ランジャウエンティマウ
 

かつて育成していた種類

サンダーリーフ
タイ産本ナロー
ウェンディロフ
サラワクなんたら(忘れた)
ウィンドナローK
 

種類に関して

ブセファランドラと同じで同じ名前でも微妙に違うものがあります
アクアフルールとトロピカのトライデントは同じトライデントでも違いがあるのは有名ですし、デナリー社や東南アジアファームのトライデントも違いがあります
 
サンダーリーフもフォークリーフよりのものとトロピカよりのものがある気がします

そんなの集め出したらキリがないですね

入手法

近くのショップにない場合はチャームなどの通販などで入手できます
レアな種類はヤフオクなどで手に入る場合もあります

主に東南アジアやヨーロッパのファームなどから輸入されています
通販を行っているショップの入荷情報をチェックしていると、思わぬレアな種類を入手できるかもしれません

ヨーロッパのファームものではトロピカ社のトライデントやウェンディロフがおすすめです
大きく育成すると抜群に綺麗です
チャームなどの通販で入手できます

 

ミクロソリウム スモールリーフ

ミクロソリウム スモールリーフ

 
タイ産本ナロー

ミクロソリウム スモールリーフ

 

今後、写真などを追加していく予定です

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