レッドビーシュリンプやその近縁種の水質や水温について

レッドビーシュリンプやその近縁種についての水質や水温についてまとめました
基本的にソイルに水道水を入れ、ヒーターで温度管理していれば飼育できます

でも、水質や水温というのは大事な要素です
この知識がなしにシュリンプを飼育するのは『無理ゲー』もいいとこです

初心者向けに書いたつもりですが、内容はけっこうガチな人向けになってるかもしれません
参考になれば幸いです


 

水質について

総硬度(GH)

自分は硬度を重要視しています
個人的な考えですが、硬度を把握していれば、pHやTDSを計測する必要がないと思います
ある程度、長く飼育していると、pHやTDSは計測しなくなると思います

だいたい総硬度2~5°dHくらいが良いでしょう

水道水にミネリッチを加え、吸着系のソイルを使うと3~5くらいに落ち着きます
 

硬度は低めのほうが抱卵しやすい気がします
繁殖を狙う水槽は2か3です
稚エビの育成水槽には、ミネラルを多めに添加したりするので高めになります

セラ GH(総硬度)テスト
セラ GH(総硬度)テスト

 

 

pH

世代によっては「ピーエイチ」と習うそうです

レッドビーシュリンプはpHは5.0~7.8の間であれば大丈夫です
幅広いpHに適応します

アクアリストであればpHに着目したくなりますが、神経質にならずとも大丈夫です
自分も初心者の頃はpHメーターで毎週計測していました

pHは硬度とソイルに影響をモロに受けるので、なるような数値にしかならないと思います

pHを調整しようと、pH降下剤などの薬物は使用はNGです
間違ってもテトラのpH/KHマイナスなんて入れないようにしましょう

水換え時ならまだしも、本水槽に直接は危険です

一時的にpHが下がって、次の日、元のpH近くに戻るのであまり意味がないです
水質を無理矢理変動させるので、水質に敏感なエビは危険です

とはいえ、自分の家の水道水のpHくらいは把握していないと困ることもあります

マーフィード エコペーハー DUO
マーフィード エコペーハー DUO

 

TDS

TDSはいわゆる伝導率です
水に溶けているものが多いほど、数値が高くなります
エビに良いものが溶けていても、悪いものが溶けていても数値が高くなるので、絶対化するのは危険です

TDSはRO水であれば計測する必要がありますが、水道水なら気にしなくてよいでしょう

RO水の場合はTDSは50~120くらいに調整するといいと思います

エビをガチでやる人、絶対死なせたくないエビがいる人、海外から輸入されたエビを日本で殖やしたい人などはRO浄水器が必要かもしれません

個人的にもRO浄水器を所持していて、状況に応じて使うことも多いです

水道水のTDSは把握しておいたほうがよいかもしれません
オススメはこれです

マーフィード ECO TDSメーター
マーフィード ECO TDSメーター

水道水のTDSが50以下ならミネラルの添加が有効です

ミネラルのオススメはこれです

また、RO水を使用する場合はTDSメーターは必須です

レッドビーシュリンプの画像

 

水温について

レッドビーシュリンプに適した温度は20~26℃くらいです
基本的に22℃~25℃と考えてください
特に24℃くらいが殖えやすいです

 
綺麗に仕上げるために22℃くらいの低水温で飼育している人もいます
エビの生態を考えたら、26℃の水温は高すぎる気がしますが26℃の固定ヒーターでも、抱卵し、殖えます
レッドビーシュリンプ初期のブリーダーさんはみんな26℃でした
水温に無頓着だったり、早く成長させたいという考えだったり・・・
自分も26℃でガンガン抱卵し、20匹くらいのメスが一気に抱卵した経験もあります

本気でブリーディングするなら温度を可変できるヒーターは必須です
 

上限は28℃くらいかなと思います
28℃で維持できれば死ぬことはないと思います
夏に高水温で死にやすいといわれますが、温度というより水質を悪化させ死なせてしまうパターンのほうが多いです

 

夏場の水温管理

夏場レッドビーシュリンプが死にやすいのは、高水温に弱いからではなく、高水温によって水槽のバランスが崩れ、水質が悪化するからです
 

28℃くらいまでなら大丈夫だと思いますが、危険なのは温度差です
夏場などに起こりやすいのですが、昼間28℃、夜25℃などのパターンです
毎日3℃差があると、数週間でほぼ死ぬと思います

 
一日なら大丈夫ですが、これが毎日続くとエビにダメージを与えさらに、バクテリアにまでダメージを与えてしまいます
その結果、雑菌、アンモニア、亜硝酸等が増えてしまいます
 

エアコンや空冷ファンなどを上手に使いましょう
 

ワンポイント

*エアコンを使用できる人

安定しているときは大丈夫ですふが、5、6月初夏、10月秋などの気温の変化を気を付けるべきだと思います
大切な個体がいる水槽はエアコンとヒーターを併用しましょう
 

*エアコンを使用できない人

ファンなどで28℃を維持してください
その際餌は与えないでください
夏の間は殖やすことは諦め、生存させることだけを優先させましょう

数匹落ちても仕方がないと考える必要も出てきます
雑菌が殖え、病気になりやすいため、死体はすぐ取り除きましょう

 

これは個人の感想ですが、アマゾニアで立ち上げた水槽は夏場調子を崩しやすい気がします
特に厚敷き
ソイル内の温度が上がるとともに、雑菌がわくのかもしれませんね
夏場の維持に自信がなければ吸着系ソイルを選択しましょう

レッドビーシュリンプにオススメのソイル【魂の5選】
レッドビーシュリンプにオススメのソイルを書き、さらにそのソイルを10段階で評価しています。自分が使用してみて、オススメのソイルは下記の4点です。

 

夏はチャンス

夏場は秋に向けて水槽の立ち上げに向いた時期でもあります
秋は抱卵ラッシュがよく見られる傾向にあるため、それにあわせ、夏場に水槽を立ち上げるブリーダーさんもいらっしゃいます

 

冬場の水温管理

なぜか無加温にチャレンジする猛者が出てきます
暖かい地方なら成功例を聞きます

 
毎日、17℃とかなら可能でしょうが、夏場と同じように温度差があると、厳しいと思います

やはり、ヒーターは必須です
自分はエヴァリスのヒーターを愛用しています

エヴァリスの水温計もおすすめです
 

ワンポイント

水槽内に水温計をいれて置くのとないのでは、生存率が変わってくると思います
オススメはこれです

できれば水温計はショップで購入したほうがいいと思います
水温計によって誤差があるからです
これは上記のエヴァリスの水温計でもADAの水温計でも、5本あれば1本は0.5℃くらい違うのがあります
メーカーによっては2℃くらい誤差がある水温計がゴロゴロしていま
何本も見比べて、他と同じ数値を指しているの正確な水温計です
 

レッドビーシュリンプの画像

まとめ

初心者向けに書いたつもりですが、内容はけっこうガチな人向けになってしまったかもしれません
はじめたばかりの人に「pHよりも総硬度を重視している」と言っても「?}となってしまうかもしれませんね

そんな難しく考えなくても、ソイルに水道水を入れて、ヒーターで温度管理していれば飼育できます

ただ、もし行き詰まりを感じている人であれば、総硬度やTDS、RO水などの知識は参考になるかもしれません
もし、参考になれば幸いです