繁殖方法

繁殖方法
オスとメスが交尾し、その数時間後メスが抱卵します
特に何かを特別に用意する必要はありません
オスとメスを状態よく飼育していれば自然と抱卵します
抱卵後約28日前後で孵化し、稚エビが生まれます
だいたい卵の数は50個から20個です
メスのサイズ、栄養状態によっても変わります
抱卵中に卵が少し減り、孵化した後も、ちょっと減るので、20個であれば、残るのはだいたい10匹ちょいかなと思います
オスとメスの割合
繁殖を考えた場合オス2:メス8の割合が理想的です
オスが多いと脱皮したメスを襲い、死なせてしまう場合があります
うちではオス1匹にメスを30匹かけている水槽もあります
繁殖能力を持たないオスも稀にいるので2匹以上はオスを入れておいたほうが良いと思います
稚エビの育て方
レッドビーシュリンプの繁殖では稚エビを育てられずにつまずくことも多いです
基本的に親と同じ環境で放置していれば大きくなります
この際、稚エビの餌は不要です
むしろ餌は与えないほうがうまくいきます
水槽内に発生する微生物を食べるからです
親エビに与えた餌、ソイルの栄養分などを微生物が分解し、それを稚エビが口にするイメージです
稚エビの死因はほぼ水質です
稚エビがいなくなる原因は餓死と主張し、稚エビ用の特別な餌が必要だと主張し、一生懸命販売しようとしている業者さんもいました
ブラインシュリンプ、インフゾリア、母乳など、赤ちゃん用の特別な食べものが必要な動物もいるので、騙されてしまうかもしれませんね
バクテリア剤などもそうですが、無知につけ込むビジネスは勘弁していただきたいです
稚エビの成長促進を目的とした商品もありますが、一番成長促進効果があるのはソイルです
足しソイルとして、アマゾニアなどを入れてみてください
豊富なアマゾニアの栄養素を微生物が分解し、それを口にします
稚エビを育てるのが苦手な方はこちらも併せてお読みください

脱卵の原因
・環境的な要因
・オスによる要因
・メスによる要因
・実は孵化している
今まで『環境原因がある』のかと思っていましたが、いろいろと試した結果、オスに問題があることが多いです
品種改良を重ねた結果、色は綺麗になりましたが、繁殖能力が劣った個体がどうしても生まれてしまうのだと考えるべきです
種オスを変えると、脱卵が止まることがあります
また、「なかなか抱卵しない」といった現象も別のオスを何匹か放り込むと解決する場合があります
詳しくはこちらにまとめています

混泳について
ヤマトヌマエビやミナミヌマエビ、オトシンクルスやラムズホーンなどのコケ取り部隊との混泳は可能です
ヤマトヌマエビは交通事故的に稚エビを食べるといわれています
観察していても、稚エビには無関心です
しかし、大きめのハサミを持っていて、そこに稚エビがはさまったら、食べちゃいます
黒ヒゲゴケを食べるサイアミーズフライングフォックスも口に入らないサイズのレッドビーシュリンプとなら混泳は可能です
カワコザラガイ対策で入れたアベニーパファーも大丈夫でした
初めのうちは突っつくような行動をするのですが、そのうち無関心になります
レッドビーシュリンプはアベニーやフライングフォックスを入れていても、普通に抱卵するので意外と図太いのかもしれませんね
しかし、魚類に関しては基本的にNGだと考えてください
シクリッド系はエビを攻撃し食べてしまいます
口の小さいテトラなども稚エビを食べてしまいます
害虫や貝について
スネーㇽの駆除方法
カワコザラガイとは何年も戦いました
基本的に持ち込まないことを心がけてください
カワコザラガイも含めて、貝類は一旦増えてしまうと駆除は難しいです
―――カワコザラガイなんてアベニー入れておけばなんとかなるだろ
とアベニーパファーを投入
カワコザラガイはどうやっているのかわかりませんが、アベニーパファーの気配を察知し
ずっとソイルに潜りっぱなし、潜った状態で卵を産み、殖えていきました
カワコザラガイなどの貝類の駆除方法はリセットして、水槽を一晩放置して乾燥させ、水草をすべて酢や薬剤で処理します
おそらくこの状態で貝が2、3匹混入しているかいないかの状態になると思います
そのうえで、アベニーを泳がせるといなくなります
見えないところに卵がある場合も多いので、貝がいなくなってすぐにアベニーを取り出さず、、2週間以上はいてもらいましょう
貝を食べるのはアベニーパファー以外ですと、トーマシーが有名です
シュリンプ水槽ではエビをつついて殺してしまうので混泳はやめておきましょう
でかいプラナリア
理科の教科書に出てくる伝説的な生物です
ペ〇スに目がついてるような見た目で男子中学生にバカにされてるこいつ!
写真だとかわいい感じですが、リアルで見ると本当に気持ち悪いです
絶対に持ち込ませないでください
てか、どうやったら死ぬの?
プラナリアZEROも効かないし、リセット以外の方法が見つかりません
南米プラナリア
よく南米プラと言われてる生物です
ウジ虫みたいな見た目なので、苦手な人は嫌かもしれません
ソイルから発生するとも言われています
完全駆使は難しいですが、魚、アベニーパファーやフランイングフォックスを入れておいたらいつのまにか消えていました
ヒドラ
こいつは楽勝です
プラナリアZEROで簡単に駆使が可能です
プラナリアZEROは名前の割にはプラナリアにはあんまり…というか、ほとんど効かないです
エビ水槽に薬剤を入れるのに抵抗がある方はハニードワーフグラミーが食べてくれます
レッドビーシュリンプの死因
考えられる死因としては
- フィルターが止まっている
- ヒーターが止まっている
- 餌不足
- 餌の与えすぎ
- 水ができていない
- 水質
- 水温
- ろ過不足
- 農薬
- 殺虫剤
- 肥料
- 止水域
- 寿命
こんな感じでしょうか?
詳しく知りたい方、悩んでいる方はこちらも参考にしてください

エビが調子悪い時の対処法
もしエビの調子が悪い場合はこちらも一読ください

エビで儲ける方法
エビで稼ぐ方法に興味がある方もいるのではないでしょうか?
お金を稼ぐことは悪いことではないですし、モチベーションアップにもつながります
なんだかんだで自分も若いころ、エビを殖やして売りたいなどと考えていました
かつてはお金を稼ぐためにシュリンプ飼育を始める人もいました
しかし、そういった人は長く続かない傾向にあります
シュリンプブームも終わり、そういう流れも下火になりました
少し寂しいですが、好きな人だけが残っていくと思います
SNSとかもありますし、アクアリウム、特にエビの世界は狭い市場なので、汚い金の稼ぎ方をしている人は目立ってしまいます
生き物を扱うため、信頼性が非常に大事で
「またこの人から買いたいな」
「もうこの人からは買いたくないな」
という感情がとても大きく左右します
高い金額を出すのは中級者以上だからです
金銭的な具体的な方法は下記の「エビが殖えすぎてしまったら」で説明します
エビが殖えすぎてしまったら
波にのると簡単に殖えます
というか飼いきれないほど殖えてしまうこともあるかと思います
エビが殖えすぎてしまったらどうするか考えておかなければなりません
- 友人や知人にプレゼント
- ショップに持っていく
- ヤフオクで販売
友人や知人にプレゼント
自分もはじめは知人にもらったレッドビーがはじまりでした
当時はレッドビーシュリンプが1匹10万とかの時代です
貧乏な大学生だった俺には手がだせない状況
その方にはとても感謝しています
それがなかったら、レッドビーシュリンプをやっていなかったかもしれません
誰かになんらかの良い影響を与えることができるかもしれませんね
ショップに持っていく
増えたレッドビーシュリンプをショップに持っていくと、店員さんにとても喜ばれます
アクアリウムの世界は狭い世界です
良い関係を築くというのは金銭以上の価値があると思います
ショップに自分のエビを置いてもらえるようになるかもしれません
ヤフオクでの出品
ヤフオクでの出品もオススメです
思わぬ価格で落札されるかもしれません
金銭的なものをモチベーションにするのもアリだと思います
高額な価格につけば認めてもらえたような気持ちになります
好きなことをしていて、それがお金になったらとても幸せですよね
まとめ
どうだったでしょうか?
難しく感じましたか?
アクアリウム経験者ならすんなり飼育できるのではないでしょうか
「レッドビーシュリンプは難しいと聞いていたけどこんなもんか?」
という意見もたくさん聞きました
人によっては難しいかもしれません
何度やっても駄目になる人もいるかもしれません
自分も大切な個体を何度も何度も落としてきました
学ぶことはまだまだたくさんあります
一緒にがんばりましょう!
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございます
思いのほか長文になってしまいました
それっぽいことを書いていますが、自分のエビライフはうまくいっているわけではなかったです
同時期に始めた人たちが成功しているのを見て羨ましく思い
後から始めた人に追い抜かれ
俺も頑張ったつもりです
本気でやってきたつもりです
同時期に活動し、交流があった方々もたくさんいました
今も活動しているのは、pienyaさん、遠州えびさん、蜜柑海老さんなどでしょうか?
差がついてしまいました
皆さん、ショップに卸すレベルになっています
それに対して俺は未だに稚エビを全滅させたりなんかしています
それでも諦めるつもりはないです
逆に俺ほど失敗を繰り返した人はいないんじゃないでしょうか?
だから失敗するパターンをたくさん知っています
その経験はこの記事にも現れているはずです
憶測で書いてる記事なんかじゃなく、実体験を元にしてる記事です
ここまで読んでくださった方の参考になれば幸いです
そして、一緒に頑張りましょう
コメント